依存症から抜けられなくなる驚くべき理由
おはようございます。
自然療法家の山添ともこです。
現代社会は、刺激商品のオンパレード。
「衝撃映像〇〇!!」
「アンビリーバボー!!」みたいな番組や
「〇〇だけダイエット」
「食べるだけ」
「飲むだけ〇〇」など、
簡単で即効性があるように感じる衝撃的なダイエットが現代はハヤります。
✔️恋愛依存、
✔️不倫、
✔️アルコール依存、
✔️過食症、拒食症、
✔️モラハラ夫、DV夫と別れられない、
などは現代病なのですが、これらは脳の働きの中にある「刺激依存」が原因となっています。
今日は依存症の治し方とその原因となる「刺激依存」についてお話しますね。
刺激依存とは
白砂糖が血糖値を大きく上げ下げするように、人の心も頭も、大きくアップダウンさせられます。パニック障害は糖の取りすぎによる血糖値の乱高下が起きることにより発症します。
ジャンクフード、加工食品を毎日食べている人が、マクロビオティックのお食事や精進料理を食べると物足りなく感じるように、いつしか、多くの人が「刺激中毒」になってしまっていて、刺激がないと、「物足りない」と感じ、「もっともっと」と刺激を追うのです。
ギャンブル依存では、大当たりした時に背筋を走り抜けるような快感を味わいます。
その時、脳から麻薬系物質が分泌され、モルヒネに似た作用があると言われています。
一度体験すると、
もっと、もっと!!
と欲しくなるのが依存症です。
ギャンブルに限らず、アルコール依存も、買い物依存も、薬物中毒も、摂食障害も、恋愛依存も、憑依されることも、ワーカホリックも、ネット依存もゲーム依存も「刺激依存」であることは同じです。
恋愛依存ができなくなったら、仕事に依存し、仕事に依存できなくなったら、誰かに依存したり、憑依されたり、洗脳されることで自分を保ち、、、
結局、どれをとっても、肉体の中に何か大きな刺激を入れることで自分を保とうとするのが刺激依存です。
どれも知らない間にものすごく体を痛めつけることになっていて、どの依存先でもいつしか、心身のバランスを崩すことになり、最終的には破綻に至ります。
刺激は徐々に量が増えていく
刺激量は麻痺してくると、量が増えないと刺激になりません。そして、どんどん刺激が強いものにエスカレートしていきます。
脳の使い方を変えない限り、脳が刺激を探し続けてしまうのです。
薬物依存やアルコール依存に限らず、過食症や恋愛依存といった何らかの依存症を繰り返しているケースでは、刺激を欲する脳になってしまっているのです。
私は以前加圧トレーニングを指導していたことがあります。
加圧は私には全く合わず、顔にブツブツができ、自律神経の調子を乱し、眠れなくなってしまったため、すぐにやめてしまいました。
ピラティスを指導するようになってから、「加圧の効果が違う方向に?出てしまった方」がスタジオに多く来店するようになりました。
女性なのに、腕と足がものすごく(太く)なってしまい、困り果ててピラティスへいらっしゃるのです。
加圧トレーニングは、腕の付け根と足の付け根を縛って、末端への酸素供給量を減らし、軽い負荷でトレーニングするだけで簡単に筋肉をパンプアップさせるものです。
重い負荷をかけているかのごとく脳を騙して、成長ホルモンの分泌を促し、筋肉を大きくするのですが、続けているうちに、脳が麻痺してきて、「もっともっと」と刺激をどんどん強く求めるようになります。
腕が太くなっていることにも気づかないくらい、(またはわかっていても止められないくらい)脳が成長ホルモンを過剰に求めてしまい、知らない間に腕がぶっとくなってしまったというわけです。
これが「刺激依存」です。少しの刺激では満足できなくなってしまう。体を害するかどうかは別として、これはアルコール依存や麻薬依存と同じですよね。
急激に変化するものの危険性
何においても、「急激に変化するもの」には危険が伴います。
一つ一つ丁寧に自分と向き合うことが健康にとっても自己肯定感を高めるためにも大切です。
小さな刺激でも確実に正しく筋肉を使い、自分の肉体を見つめるヨガとピラティスが一番安全で体と心を守ることができるのです。
刺激的で衝撃的なトレーニングに世の中がそまってしまいませんように。あなたのトレーニングが、あなたを破滅させるものではありませんように。
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