こんにちは!山添ともこです。
不安という感情の対処法
今日は、コーチングセッションのご相談の中でも多い、「不安になった時の対処法」をお伝えしたいと思います。
感情自体は目に見えない形のないものですが、感情は溜まってしまうと重たくなり、自分のエネルギーを大きく下げてしまいます。
私たち人間は、多くの場面で不安になることがあるのですが、「不安という感情の対処法」を知っておくと人生をとても楽しく有意義に進めていくことが期待できます。
不安を持ち続けることの危険性
不安な感情を持ち続けることによって、次のような危険性があります。
✔︎ 脳の機能が下がる
✔︎ うつ病など精神疾患のリスクが上がる
✔︎ 能力の発揮が下がる
✔︎ 良いことにも喜べなくなる
どんな人にも人生には良いことも悪いこともあるはずなのですが、不安という感情を持ち続けることによって、良いことにも喜べなくなってしまうというのは悲しいことですよね。
不安という感情が現れたら放置せずに丁寧に分解して消化していくことが大切です。
以下に分解を行う手順を載せておきますので、是非やってみてください。
不安を分解する手順
基本的に感情に対しては、放置せずに、丁寧に一つ一つ見つめて、その感情を言葉にして形づけることによってクリアにしていきます。
不安という感情が生まれたらまず、
✔︎ 何が不安なのか
✔︎ 何がどうなってしまうと思っているのか
✔︎ 自分がどうなってしまうと思っているのか
を考えてみましょう。
そして次に気持ちを分解していきます。
持っている不安に対して自分自身で質問をしていきます。
不安:お客さんが来なくなって仕事がなくなってしまうかもしれない。
お客さんが来なくなって、
仕事がなくなってしまうかもしれない
という不安を持っているとします。
何が不安なのかが明確になったらそこからさらにもう一歩踏み込んで質問します。
本当に仕事がなくなってしまったら、どうなってしまうと思いますか?
生活ができなくなる
生活ができなくなったらどうなってしまうと思いますか?
食べていけなくなる
食べていけなくなったらどうなってしまうと思いますか?
・・・・・
という形でどんどん掘り下げていきます。
私の具体例をご紹介します。
私の場合も、自営業ですから、いつでもこんな不安は多少なりともあるものなのですが、3年前沖縄に来た時は知り合いゼロ、お金ゼロだったので、この不安はとても大きいものでした。
そこで私は自分にこの質問をしていって不安な気持ちを分解していきました。
私A:お客さんが集まらなかったらどうなると思いますか?
私B:食べていけなくなる
私A:食べていけなかったらどうなると思いますか?
私B:沖縄にいられなくなる
私A:沖縄にいられなくなったらどうなると思いますか?
私B:実家に帰る・・・?
え。でも実家にはもう戻れない。。。。。
でももう関西では暮らしたくないな。
じゃあ、、、長崎かなあ・・・
おばあちゃんちに住ませてもらう。
このようにして、最終的に、沖縄の仕事でうまくいかずに食べていけなかったら、
「長崎にあるおばあちゃんの家で、畑をしながらヨガを教えよう」
という答えに行き着きました。
最悪のパターンを想定し、実際にそうなった際にどう身を振るかを自分の中で決めておくことは不安な気持ちを消化するために非常に役立ちます。
そして、私がこの質問の最後の答えである、
「おばあちゃんのお家で畑をしながらヨガを教えよう」
という答えに行き着いた時、
「私ってヨガがやっぱり好きなんだな」
ということにも、改めて気づいたのです。
沖縄移住、沖縄移転というチャレンジを成功させることは、当時私の大きな希望でした。
ですがもし、それがかなわなかった時、妥協して自分ができることといったら家賃のかからない「田舎のおばあちゃんち」で、憧れの自給自足をしながらヨガを教えることだったんですね。
この、「もし沖縄がダメだったら、長崎に行く」という考えは、不安という感情に対処するのにいつも大きく役立ってくれていました。
(おばあちゃんには何も話さなかったけれど)
不安は形がないまま放置すると頻繁にやって来て心を悩ませてしまいます。
一度それを放置せずにしっかりと踏み込んで考えてみてください。
きっと辛いことにも負けずに前に進めますよ。
今日もあなたが幸せでありますように。
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