ピラティスインストラクタープロコース

ピラティスインストラクタープロコース*猿手(肘の過伸展)と腰痛の関係~

 こんにちは。
久しぶりのプロコースです

 

普段 ブログを書いていても、どんな方が読んでくれているのか現実的にイメージがわかないもので、アクセス数と現実生活がなかなかリンクしません。

 

そんな中、 今日 

「プロコースの記事を全部ノートに写して勉強しています」

という方がいらっしゃって、かなりびっくり嬉しかったです

 

ありがとうございます!!!

 

そんな風に誰かの役立つ事があるとは、なかなかこちらにはわからないもので、
直接伝えていただき、ブログのやる気が一気に上がりました!(笑)

お固く記事書いておりますが、質問等もお受けしますので是非お気軽に!
また頑張って書いていきますのでどうぞよろしくお願いいたします

 

 

さて本日のプロコースは
SAWAKOさん♡

クライアントさんには腰痛があるというN さんがきてくださいました 。

まず初めに、姿勢分析では、

頚椎、胸椎、腰椎、骨盤帯、股関節、膝関節、足関節  

という風に大きく関節に分けて、見ていきます。

 

 

そうすることで、どこの関節を安定させる必要があり、動きを出す必要があるのか という 事が頭の中で一気に整理されていきます!

細かい分析はそのあとからでも間に合います。

 

 

インストラクターさんの中にはここが整理されておられない方が多く

何気なくレッスンが始まり何気なく姿勢分析をして
何気なく指導をして何気なくレッスンが終了する

という方が大半のように思われます。

 

 

選んだ一つひとつのエクササイズが、
そのクライアントさんの

どこの関節(筋肉など)に向かってアプローチしているのか?
という事が最も大切です。

 

 

さて、本日のクライアントさんには佐和子さんが

・骨盤・胸郭・頭部が不安定
・胸椎の可動性の低下
・股関節は左が屈曲 左の腸骨は前傾
・膝の過伸展(特に左)
・脊柱は側弯傾向
・腰椎過伸展

というポイントを挙げてくださいました。

 

 

そこから必要なエクササイズを引っ張り出して行きます。

胸椎屈曲のエクササイズも一側性でおこないます。

骨盤を安定させ、胸椎の可動性アップを狙います

ワンレッグサークル

骨盤を安定させ、股関節を可動させるためのエクササイズ。

脊柱回旋のためのスパインツイスト

左右差をつけて行うといいですね。

 

 

さてここで私の目は、Nさんの 右肘にくぎ付け !!

上のお写真よ~~く見てください

 

 

右だけ、

激しく肘が曲がっているのがわかりますか?

そう、右肘だけ過伸展が強く出ています

いわゆる、猿手ですね!!

 

 

これだけ左右の肘に違いがあると、必然的に膝にも左右差が生まれてきます。

実際に、Nさんのお膝は左だけが強く過伸展。

 

 

ここは見逃せないポイントです

 

 

左右差が大きくなってくると、側弯症の人にも多い例ですが、
腰椎が過伸展してくる事が多くなります。

 

左右差が大きいのに いくら過伸展を治そうと腰椎に頑張ってアプローチしてもなかなか変化してくれません。

そんなときはまず、左右差に向かってアプローチしてみましょう !!

さて長くなってきましたので次回に続きます

 

-ピラティスインストラクタープロコース