ピラティス 健康

糖尿病のためのピラティス

さてさて。
特筆すべき疾患 パート2。

 

ピラティスと言えば、腰痛や肩こりなど整形外科的疾患にたいする効果、リハビリが有名です。

実際、ルミエールのクライアントさんも ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、ムチ打ち、変形膝関節症、などなど、
多くの疾患をお持ちの状態でいらしてくださいます。

そういったクライアントさんにも、レッスンを続けていただくことで、良い結果をもたらすことが多く、ピラティスの自然治癒力には私自身驚かされることもいまだに多くあります。

 

そんな中、最近の私にとって、今最も興味深いのは内臓疾患。

糖尿病。
腸炎。
婦人科系疾患。
などなど。

糖尿病のクライアントさんにもなかなかいい変化が見られており、驚いています。

そもそも、内臓と筋肉はそれぞれつながりがあるのですが

糖尿病と言えば、膵臓。

膵臓から分泌されるインシュリンというホルモンの分泌低下により、血管内に糖が増えていくことが問題となります。

 

 

この膵臓と関わりの深い筋肉は、広背筋という背中の大きな筋肉と、二の腕(上腕三頭筋)であると言われています。

 

そのせいか、糖尿病をお持ちのクライアントさんはみな、亀背のようなひどい猫背のことが多いです。
猫背を通り越して、首だけが前に突出し、亀が甲羅から頭を出しているような状態になっていることもあります。

背中の筋肉が弱るとこんなにも姿勢が変化するのかと思います。

 

糖尿病をお持ちのこういった姿勢であったクライアントさんも、半年ほどレッスンを続けてこられるなかで、かなり姿勢の良い変化がありました。

同時に、低血糖によると思われるふらつきのような症状もなくなりました。

また、冬の間は毎年ひどく固まってしまって辛かったという肩の症状が、かなりよくなってきました。

夏でも湿布を貼らないといけないくらい辛かったそうですが、今年の夏は湿布も必要なくなったそうです。

股関節に訴えていた痛みもなくなりました。

そんなご感想は、インストラクターとして嬉しい限りです。

 

この広背筋の弱化の影響か、糖尿病のクライアントさんは肩関節や股関節に痛みを訴えることが多いです。

まだまだ経過を観察して、さらなる良い変化を期待したいものです。

 

このように内臓の疾患によっても腰痛や関節痛などをひきおこすことも多くあります。

姿勢を改善しようと思ったら、内臓の健康も目指さなくてはならないのですね。

体は全部つながってますので。

 

こんな素晴らしい結果をたくさんの方に感じてもらえたら、と日々思っています。

LOVE  tomoco

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