ピラティスインストラクタープロコース

ピラティスインストラクタープロコース*腱板損傷のためのピラティス指導

昨日のピラティスインストラクタープロコースレポです。

 

順調に進んできている

ゆかちゃんの7回目です。

クライアントさんは、

前にも来てくださったことがある、Iさんです。

 

Iさんは、

1カ月ほど前にテニスをしているときに

転倒して、肩を負傷されました。

 

肩が上がらない上、

関節に水がたまってしまい、

しばらく安静にしていたそうです。

 

病院で診ていただくと、

骨や関節などには問題がなく、

小さな筋肉がいくつか損傷しているとのこと。

 

お話を詳しくうかがっていくと、

おそらく

腱板損傷

と診断された様子でした。

 

 

元々、

先天性股関節脱臼

があり

変形性股関節症

へ移行され

 

痛みがひどかった為、

2年ほど前、ルミエールにお越しくださいました。

来られた当初は歩くのもできないくらい、

 

かなり状態が悪かったので

お医者さまからもオペを検討されておられましたが

 

 

ピラティスのおかげで、

山登りやテニスをできるまでに回復!

 

 

ピラティスのレッスンでは、

やはり股関節の動きをしっかりとケアしていきます。

 

 

ゆかちゃんは、事前に

そこをしっかりケアできるプログラムを組んできてくれました。

プライベートレッスンでは、

事前にプログラミングをしてから

お客様をお迎えすると

レッスン中に焦ることがないのでオススメです。

 

 

一応先にプログラムを考えておいて、

実際の指導では、お客様の状態に合わせて

臨機応変に対応できるといいかなと思います。

 

 

このレッスンでは、

股関節に加えて、

肩の方にもアプローチが必要となりました。

 

 

腱板=ローテーターカフと呼ばれ

肩関節を安定させる役目を持ちます。

 

 

Iさんの場合は

ローテーターカフの一つである

棘上筋

棘下筋

この2つの筋肉が、

完全にやせ細ってしまっていました。

 

 

触診してびっくりするほど左右差がありました。

 

 

棘上筋は、肩が動く際、

一番初めに働く筋肉です。

 

 

この棘上筋が主となって

上腕骨を関節窩に安定させたあと、

 

他の筋肉たちと協同し

肩を動かしていきます。

 

 

この筋肉が働かないと、

関節が不安定になってしまい、

痛みが出てきます。

 

 

関節を安定させながら、

安全にエクササイズをおこなっていきます。

 

 

関節に負担のかかる、

外転や外旋、内旋のエクササイズには特に注意をはらい、

段階を追っておこなっていきます。

 

実際に指導してみたあとは、

筋肉の起始停止、働きを頭に入れて

理論的に学んでいきました。

 

 

帰りには、

肩が上がる~~*\(^o^)/*

と喜んでくださった、Iさん♡

 

 

ピラティス、

楽しみながら続けていってもらえたらいいなと思います♡

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