こんにちは。
自然治癒力アカデミーの山添ともこです。
幸せに繋がる怒りのマネジメント法
怒りの感情は、うまくマネジメントすることができないと、自分の体を攻撃して病気になったり人間関係のトラブルに直結したり、どこかで暴発して、怒らなくていいときに怒ってしまったりするものです。(多くの病気の原因になっています)
生きていると怒りがわくことがあるなど、人間として当たり前のことで、怒りの感情を持つこと自体に罪悪感を持っている人もいるのですが、怒りの感情がなければ、人間らしい生活をしていくことはできません。
まずは、日々の暮らしの中で起こる「怒り」の感情を自分に許可し、それをスルーしないで
しっかりと受け止めてあげましょう。
どんな感情もそうですが、起こる感情に良い悪いはありません。
ただ、感情の中にどっぷりとはまり込み、そこに浸かってしまうと苦しくなっていきます。
自分が怒りの感情を持つことに対してまずはOKを出してあげてください。
では、ここからは怒りのマネジメントの手順を説明していきます!
1)怒りの感情を俯瞰(ふかん)する
怒りを感じたら、まずは大きく深呼吸をします。
そして怒っている自分を高い場所から見てみます。
あ、わたし怒ってる怒ってる
と言ってみましょう。
そうすることで怒りの感情に巻き込まれている状態から、まず冷静になることができます。
2)怒りの感情を分解する
怒りの感情を分解し
あなたが何に対して怒りを感じたのか
言葉にして書き出してみましょう。
✔︎ 子供がいうことを聞かなかった
✔︎ 彼氏が連絡をくれなかった
✔︎ 旦那さんが嘘をついた
✔︎ 馬鹿にされたように感じた
✔︎ 否定されたように感じた
✔︎ 友達が冷たかった
✔︎ 相手の対応が悪かった
なんでもOKです!
3)あなたの欲求を書き出す
あなたがどうして欲しかったのか
あなたがどんな風に扱われたと感じたのか
を書き出してみましょう。
✔︎ 言うことを聞いて欲しかった
✔︎ 連絡をして欲しかった
✔︎ 〇〇と言われたくなかった
✔︎ もっと優しくして欲しかった
✔︎ 丁寧に扱って欲しかった
✔︎ 〇〇ちゃんが言うことを聞いてくれなかったので、お母さんはないがしろにされたと感じた
✔︎ 連絡してくれなかったので、自分はいらない存在だと感じた
あなたがどうして欲しかったのかを感じて書き出してみましょう。
4)それを相手に冷静に伝える
怒りの感情を感情のままにに伝えても、相手にあなたが本当に伝えたい内容は伝わりません。
伝わるのは「怒ってる」という感情の部分だけです。
怒りの感情を俯瞰して、落ち着いてから伝えましょう。
良い関係性を築きたい相手に対しては、意識して冷静に伝えていきましょう。
もっと丁寧に扱って欲しかった
〇〇と言われたことで〇〇と感じた
あなたの行動によって自分が〇〇な存在だと感じた
愛(アイ)メッセージで伝える
ここで大切なことは、相手の行動や言動を否定する言葉で伝えるのではなく
「私はあなたの行動によって〇〇と感じた」と「わたし」を主語にして伝えるということです。
人間関係がうまくいかないという場合は、「伝え方」が上手でないことが多いです。
「私」を主語にして伝えるだけでも、あなたの怒りは大きく変わりますし、相手との関係性も、ただ感情をぶつけていただけの時とは大きく変わるはずです。
5)抑圧は幸せには繋がらない
怒りに限らず、感情はどれも抑えつけてはいけません。
抑えつけることを「抑圧」と言いますが、「抑圧」は長期的に見ると、幸せにはつながりません。
怒りや嫉妬といったマイナスの感情は特に、見ないようにして、スルーしている人も多いですが、感情は、どんな感情であってもまずは認めることから幸せにつながります。
沸き起こった感情を認めることは、それをそのまま表現して良いということではありません。
感情をどうマネジメントし、あなたの気持ちを表現し理解し合うかを考えていきましょう。
感情を制するものは、人生を制する!
動画でも解説しています。
怒りのマネジメント、練習してみてくださいね!
今日もあなたが幸せでありますように♡
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