おはようございます!
yogawingのtomocoです♪
ピラティスやヨガのインストラクターさんから
指導やキャリアにおけるお悩み相談をいただくことも多いのですが
今日はその中のおひとつ、いただいた質問にお応えさせていただきます。
注)インストラクターさん向けの記事です。
はじめまして。
ピラティスのインストラクターを目指して養成所に通い始めた者です。
ここまでに体幹を鍛える?ことになるとは
知れば知るほどにおもしろくなってきた矢先
ふと、自分は2年前に鼠径ヘルニアの手術をしたこと思い出しました。
“腹圧をかけたらいけない”と言われてる鼠径ヘルニア。ピラティスは続けてよいものなのか?悩みながら ネットを渡り歩き こちらにたどり着きました。
どう思われますか?と聞いてしまうと責任問題になりかねないので 明確なお答えはいただけないかと思いますが なにかヒントでもいただけたらと思いますm(__)m
鼠径ヘルニア。
いわゆる脱腸ですね。
ヘルニアに関しては、頚椎ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニア、と
ピラティスやヨガにお越しのお客様にはとても多い疾患の一つです。
インストラクターになりたての人にとって
「ヘルニア」という言葉は
とてもコワイようで、アレルギーのように
ヘルニアというワードに敏感に反応する方がとても多いですし、
ヘルニアに関する質問は昔からナンバーワンに多いように感じます。
「お客様でヘルニアをお持ちの方がいらっしゃったんですが、
どのエクササイズを指導したら良いのでしょうか」
これまでに何人のインストラクターさんたちから
何度この台詞を聞いたことでしょう。
さて改めて、ヘルニアのことを勉強してみたいと思います。
まず、「ヘルニア」という言葉は、
正しい位置から中身が飛び出た状態のことを意味します。
腰椎、頚椎椎間板ヘルニアであれば
椎間板から軟骨である髄核が飛び出た状態のことです。
赤い部分が飛び出た髄核です。
黄色いところが神経ですね。
飛び出た髄核が神経を圧迫した場合、
痺れや痛みになっていくことが多いですし、
その度合いによっては日常生活に支障をきたすこともあります。
ですが、50歳を過ぎると、ほとんどの人が
ヘルニアを一つや二つはもっていると言われています。
それでも症状が何もない人もいますし、
痛くて起きあがれなくなってしまう人もいます。
人によってそんな違いが出るのははなぜか???
・・
・・
・
どの疾患にも、
このエクササイズは避けたほうがいい,
このエクササイズは推奨できる
といったガイドラインはありますが、あくまでもそれはガイドラインです。
そのガイドラインに当てはまらないクライアントさんはゴマンといますし、
残念ながらそのガイドラインに沿ってやったからといって
症状が必ず改善するというものではありません。
指導の中で最も大切なことは
指導したそのエクササイズによって
クライアントさんの体がどのように反応したのかを観察することです。
それをふまえた上で読み進めていただけることを願い・・・
上記の質問の回答の続きは次のブログで・・・
鼠径ヘルニアの手術後、腹圧をかけてピラティスをして良いのか?②
首のヘルニアで手が痺れていた大工さん ピラティス姿勢改善コース受講前後の変化
レッスン後手のしびれと首の痛みがなくなり、お腹周りのサイズダウン♡
tomoco
<参考記事>
ヘルニア、仙腸関節炎,筋筋膜性腰痛のためのピラティス
体に関するお悩み、ピラティス、ヨガレッスンの指導に関する質問などを
メールでお送りいただきますとブログ記事にてお応えさせていただきます!