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なぜ自己否定をしてしまうのか?2大要因と対処法【スターチルドレンとアダルトチルドレン】

こんにちは、自然療法家の山添ともこです。

 

自己否定をしやすい人はネガティブな感情に陥りやすく、他人と自分を比べてしまいがちです。

自己肯定感を高めることで考え方が前向きになり、他人と自分の違いを受け入れることができるようになります。

 

多かれ少なかれ人は自分を否定しやすい脳のしくみがあるものですが、あまりに自己肯定感が低いと生きづらくなってしまいます。

 

自己否定が強い2つの原因についてご紹介していきます。

 

目次

  • 自己否定が強い原因①スターチルドレン
  • 自己否定が強い原因②アダルトチルドレン

  • あるがままの自分を取りもどすために

  • HSPとの関連

 

スターチルドレンである

 

 

あまりに強い自己否定がある場合、スターチルドレン(発達障害)の可能性があります。

 

スターチルドレンとは、自閉症スペクトラム症、アスペルガー(ASD)、注意欠如、多動症(ADHD)、学習障害のことです。

 

これらは生まれつき脳の働きに違いがあることが共通しています。

 

同じ障害でも症状が違ったり、併せ持っていたりすることもあります。

生まれつき脳の働き方が違い、情緒面や行動面に特徴がある状態です。

 

スターチルドレンは生まれながらに脳の前頭葉の使い方が偏っており、過去のトラウマが強く記憶に残りやすいという特徴を持っています。

何度も過去の悲しい記憶を繰り返し脳内で思い出してしまうため、自己否定をしてしまうのです。

 

スターチルドレンの場合、生まれ持った星と大きくずれた人生を歩んでいます。

占星術で性質を詠みといても、まったくピンとこない方が大半です。

 

 

生まれ持って人間関係に恵まれる配置であっても、

✔️ 人が怖い

✔️ 人の輪に入れない

✔️ 雑談が苦手

✔️ 仕事が続かない

✔️ 生きづらい

という悩みを持っていることがあります。

 

 

自閉スペクトラム症(アスペルガー)

臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心、やり方、ペースの維持を最優先させたいという本能的思考が強い特徴を持つ発達障害です。

 

ただ、置かれた環境によっては、自分の関心を押し通すことが「ちょっと変わった人」とは思われながらもコツコツ頑張る人という評価を受けます。

しかし、不適切な環境では、対人関係にトラブルが出るなど自閉スペクトラム症が明らかになります。

 

全人口の2〜3%が持つ障害であり、男性の方が多くなっています。

グレーゾーンを含めると全人口の10%が持つと言われています。

 

自閉スペクトラム症は個性として捉えることが大切で、家族や周囲の人が円滑に生活を送れるように、特徴にあった工夫をすることが求められています。

 

✔︎ 対人交流とコミュニケーションの質が偏っていること

✔︎ 興味のある分野が限局されていること

✔︎ パターン的な行動があること

✔︎   対人関係を築くことが苦手

✔︎   感覚過敏

などの症状があります。

 

 

一般的には、

✔︎ 自己完結型の考え方をする

✔︎ 他人に興味がない

✔︎ 1人行動が好き

✔︎ 周囲の空気を読むことが苦手

ともいわれますが、本当はそうではないのです。

 

 

本当は人が好きで、寂しがり屋なので人と一緒にいたい気持ちは強いのですが、自分のペースにこだわりがあったり自己否定感や被害者意識が強いことによって、結果的に一人行動になってしまうだけなのです。

 

また、空気を読むことが苦手なのではなく、感覚過敏とも言える体質を持っており相手の考えていることや感じていることが手に取るようにわかってしまうのです。

 

苦しみや悲しみから救おうとするあまり、相手の問題を解決するような発言をするのですが、それが空気が読めない発言と捉えられてしまうのです。

 

他人に興味がないのではなく過去の対人関係トラブルの経験によって、傷ついてしまっていて人とうまく関われないと思っているのです。

 

 

 

注意欠如・多動性障害(ADHD)

集中力が続かないため、物事に注意を向けることを持続できない症状を持っています。

 

 

 

✔︎ ケアレスミスが多い

✔︎ 気が散りやすいため一つのことに手中するのが苦手

✔︎ 自分が興味や関心を持つことには積極的に取り組むことができるが集中しすぎてしまう。

✔︎ 置き忘れや物をなくすことが多い

✔︎ 片付けや整理整頓が苦手

✔︎ 約束や時間を守ることが苦手

✔︎ 物事の優先順位をつけることが苦手

✔︎ 落ち着いてじっと座っていることが苦手

✔︎ 衝動的に発言や行動をすることがある

 

 

 

しかしこのような特徴は、優れたアイデアマン、高い活動力、行動力とも周囲に評価され、単なる特徴と捉えられることも多いです。

 

一般的に子供の頃のADHDは多動性が目立ち、大人になるにつれて多動性が目立たなくなり、不注意性が目立つようになります。

 

また、感情が表に出やすいという特徴があり、衝動的に暴言を吐いたり、暴力という形で出ることもあります。

また、好きなことに集中しすぎるため、アルコール依存症、ギャンブル依存症、セックス依存症などとして出現することもあります。

 

 

スターチルドレン(発達障害)傾向の有名人

 

  • 三木谷浩史
  • 眞鍋かをり
  • 小島慶子
  • 栗原類
  • 高畑裕太
  • ミッツ・マングローブ
  • 徳井義実
  • 鳥居みゆき
  • さかなクン
  • スティーブ・ジョブズ
  • ビル・ゲイツ
  • 中田英寿
  • 米津玄師
  • 黒柳徹子
  • ジミー大西
  • 深瀬慧(SEKAI NO OWARI)
  • イーロン・マスク
  • イアン・ソープ
  • イチロー

 

 

 

 

 

スターチルドレンの苦しみと対策

 

ある一点の高い才能をもつ代わりに、平均的に物事をこなす能力はナイというのがこのスターチルドレンの特徴です。

合う環境と合わない環境の差が大きいので、才能を活かせる環境を選ぶことが大切です。

 

脳の性質上、スターチルドレン は被害者意識が強く、周りの環境にうまく馴染めないためにうつ病やパニック障害を発症してしまうことがあります。

 

ADHDの強い衝動性や、アスペルガーの強いこだわり、被害者意識は、脳と心を上手に扱うトレーニングを行うことでかなり症状が改善します。

 

自然治癒力アカデミーにも発達障害グレーゾーンの方はたくさんいらっしゃっていますが、発達障害であっても定型発達であっても、同じトレーニングカリキュラムをおこなっていますが、どちらの方にも素晴らしい効果をみせています。

▶︎スターチルドレンの孤独感

 

 

 

 

 

アダルトチルドレンである

 

アダルトチルドレンとは、子供時代に親との関係でなんらかのトラウマをおったために自分は価値のない人間だと心のどこかで思って生きている傾向にあります。

 

☑︎親の期待を背負うような生き方に縛られている

☑︎自分自身の感情を感じられなくなっている

☑︎誰かのために生きることが生きがいになってしまった

☑︎良い子を続けられない罪悪感がある

☑︎居場所のない孤独感に苦しんでいる

☑︎相手の評価に過敏になり自信が持てない

☑︎対人関係がうまくいかず居場所のなさ、生きづらさを感じている

 

 

 

機能不全家族とアダルトチルドレン

 

親からの性的暴力、肉体的・言語的暴力、両親の不仲により、子供があるがままでいていいという安心感のある居場所でなくなってしまうような、子供を育てる機能を果たさない家庭を「機能不全家族」といいます。

 

アダルトチルドレンは、1970年代、アメリカで提唱されはじめました。

アルコール依存症の親を持つ子供たちが、大人になって対人関係に生きづらさを抱えていることがわかってきたのです。

 

外側から見て健全に見えても、過剰に子供に期待をしたり甘やかしたりする親や、仕事に依存する親、夫に依存する親なども機能不全ということになります。

 

これらの家庭の子供は、家庭を支えるために母親の愚痴を聞いたり、親代わりになって弟妹の面倒を見たり、期待される役割を演じて良い子をふるまいます。

 

「良い子でいなければ捨てられる」という想いからこのような行動パターンを身につけていき、自分の感情を素直に表現できなくなっていくのです。

 

このような生き方は、子供が機能不全家族の中で適応するための方法なのですが、思春期以降、家から離れて1人で生きるようになると人間関係に行き詰まってしまいます。

 

自分がなんのために生きているのかわからなくなったり、緊張で疲れ切ってしまうのです。

 

 

 

あるがままの自分を取り戻すために

スターチルドレン、アダルトチルドレン、原因はそれぞれですが、生きづらさから解放されるためには、自分の感情を取り戻すことが先決です。

 

まず、安心できる仲間や場所が必要です。

情報や知識も助けになります。

自分のおかれた状況を客観的に知ることからはじめましょう。

 

アダルトチルドレンとは病名や診断名ではなく、自分が傷つけられていたのだと気づくことで、楽になっていけることだということです。

 

自分の過去を見つめ直し、今まで感じてこなかった怒りや悲しみを解放することで、新しい人間関係を築くことができるようになります。

 

 

自分がアダルトチルドレンだと理解することで、自分を責めることから解放され、新しい人生を選択することができます。

 

 

 

HSPとの関連

繊細な性質であるHSP(Highly Sensitive Person)は、スターチルドレン、アダルトチルドレンと併せ持っていることがほとんどです。

 

HSPの生きづらさは、繊細、感覚過敏なため、脳に取り入れられる情報が過多となり慢性疲労をひきおこします。

 

そこに、スターチルドレンのトラウマの反芻(はんすう)や、アダルトチルドレンの要素が加わることで、より生きづらさを増してしまうのです。

 

また、繊細で優しい性格を持つHSPだからこそ、過剰に人を救おうとするあまり生きづらくなってしまうのです。

 

HSP、スターチルドレン、アダルトチルドレン、自分自身のもつ性質を理解したら、生きづらさを解放するためにすべきことを学んでいきましょう。

 

一気には症状は改善しませんが、コツコツトレーニングをすることで改善が可能です。

自然治癒力アカデミーでもそのサポートをおこなっています。

 

 

長所は短所でもあり、短所は長所でもあります。

発達障害であっても、なくても、持って生まれた特徴をどう活かすかを考えていくことが大切です。

 

物事は表裏一体で、エネルギーをどう使うかは自分次第です。

あなたは自分が持っているエネルギーをどう使いますか?

 

 

わたしたちは、いくらでも自分次第で幸せになっていけますよ!

 

 

 

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